e-taxで確定申告
2007年 12月 07日
毎年の確定申告では、ここで書類を作って、印刷して税務署に持っていっている。
e-taxではオンラインで申告もできる。
しかし、それには次のような条件が。
・住基カードが必要(10年間有効で発行には500円必要)
・電子証明書が必要(3年間有効で発行には500円必要)
・住基カード用のカードリーダーライターが必要(住基カード専用で、値段はピンキリ)
誰がこんなもん使うかい。
ずつとそう思っていた。
多くの人も考えは同じらしく、このシステムで申告する人はほとんどいないらしい。
その結果、総務省の監査で「誰も使わないシステムのために無駄に税金を遣っている。すぐに廃止すべき」と指摘されている。
国税庁は廃止したくないらしく、今年は奇策に出た。
e-taxでオンライン申告すれば、平成19年または20年の所得税から5000円を控除しようというのである。
(説明はこちら)
それって本末転倒じゃ??
それに申告方法によって税額が異なるのはおかしいと思う。
しかし、そんなことを一庶民が言ってみてもしかたがない。
そこで、このオンライン申告の損得勘定をしてみた。
住基カードの取得費用 500円
電子証明書の取得費用 500円
最安のカードリーダ 2980円 (SCR3310)
(互換性のあるカードリーダは、自治体により異なる。こちらで確認のこと
出費合計 3980円
所得税の控除額 5000円
なるほど、一応1000円ほど得はするらしい。
というわけで、今年はやってみることにした。
まあ、もっとも、電子証明書の有効期間が切れたら間違いなくもうしないだろうな。