人気ブログランキング | 話題のタグを見る

家電の延長保証ってやっぱり必要

家電があいついで壊れた。

1つ目は日立の乾燥洗濯機。2年半の使用期間。乾燥のための風を送るファンが壊れた。空気の循環部分のフィルターはマメに掃除してるし、その奥のファンの部分も付属の器具を掃除機につけていつも掃除してた。にも拘らず、そのファンに糸くずなんかがたくさん絡み付いていたそうだ。説明書通りの使用方法、清掃方法をきちんとしてたのに、そういう状態になるのは、1.フィルタが機能していない、2.指定の掃除の方法が効果的でない、ということで、そもそも設計ミスだと思う。

2つ目はサンヨーのサイクロン式掃除機。3年半の使用期間。ホースの持ち手に近い部分の蛇腹に穴が開いた。穴のあいた部分以外にも、その周辺には蛇腹にいくつか劣化によるひびが入っていた。そこは一番力がかかって曲がる部分だから、そうなることは当然予測できるはず。にも拘らず、3年半程度で穴が開くのは素材か膜厚の設計に問題があるんじゃないか。どうしても劣化による穴あきが避けられないなら、修理交換対応ではなく、その蛇腹部分だけを消耗部品として購入できるようにすべきだと思う。前に使ってたシャープのサイクロン式掃除機も同じように蛇腹に穴が開いた。これは使用期間2年半。このときは長期保証に入ってなかった。

両方とも、長期保証に入ってたから今回は無料で修理ができた。
だが、そもそもの設計上の問題なら、単に修理しただけじゃ、また2年半~3年半たてば同じように壊れる可能性が高いということだ。その後も一定の期間ごとに修理の必要がずっとある。
最近の家電って、そんな壊れることを前提に設計しているのか?昔、親が使ってた家電なんかそうそう壊れなくて、10年以上使ってたものばかりだ。もちろん今の家電は複雑・高機能化している。だから壊れやすいという意見もあるだろう。だが、壊れている部分がファンや掃除機のホースのように、昔からある部分なんだから、そこが壊れやすくなっているというのは、単に日本の物づくり(外国で製造してるとしても、設計と素材の吟味は日本でしてるはず)の質が低下しているように思えてならない。

そんな物づくりの状況は今後も変わらないだろうし、切れた後のことはともかく、家電を買う時には長期保証の加入が必須だと思った。以前は、「日本の(メーカーの)製品なら、長期保証なんて入らなくてもいいよ」なんて思ってたんだけどね。
by s-kei | 2011-05-15 13:42 | 雑談