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e-taxで確定申告

国税庁がやってるe-taxというサイトがある。
毎年の確定申告では、ここで書類を作って、印刷して税務署に持っていっている。

e-taxではオンラインで申告もできる。
しかし、それには次のような条件が。
・住基カードが必要(10年間有効で発行には500円必要)
・電子証明書が必要(3年間有効で発行には500円必要)
・住基カード用のカードリーダーライターが必要(住基カード専用で、値段はピンキリ)

誰がこんなもん使うかい。
ずつとそう思っていた。
多くの人も考えは同じらしく、このシステムで申告する人はほとんどいないらしい。

その結果、総務省の監査で「誰も使わないシステムのために無駄に税金を遣っている。すぐに廃止すべき」と指摘されている。

国税庁は廃止したくないらしく、今年は奇策に出た。
e-taxでオンライン申告すれば、平成19年または20年の所得税から5000円を控除しようというのである。
説明はこちら
それって本末転倒じゃ??
それに申告方法によって税額が異なるのはおかしいと思う。

しかし、そんなことを一庶民が言ってみてもしかたがない。

そこで、このオンライン申告の損得勘定をしてみた。

住基カードの取得費用     500円
電子証明書の取得費用    500円
最安のカードリーダ      2980円 (SCR3310)
(互換性のあるカードリーダは、自治体により異なる。こちらで確認のこと
出費合計            3980円

所得税の控除額        5000円

なるほど、一応1000円ほど得はするらしい。

というわけで、今年はやってみることにした。

まあ、もっとも、電子証明書の有効期間が切れたら間違いなくもうしないだろうな。
by s-kei | 2007-12-07 21:48 | 社会・ニュース