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掛け算不交換の授業を目の当たりにした

5人のりの自動車が8台ある。全部で何人乗れるか。
という問題で、8×5という式を立てた子どもは不正解にされた。
その理由は、
・足し算で考えると5+5+5+5+5+5+5+5だから。
・答えの単位が人だから。(前の単位が答えの単位になる)
というもの。

この教えかたは、空の車を8台用意して、順番に一人ずつ乗せていく(8台全部一人乗ったら、二人目を乗せていく)という考え方を排除している。
そして単位が消えるというおかしな概念が植え付けられる。

こうして教えられると、将来交換法則が理解しにくいし、単位も数と同じように計算されることが理解されない。
5人×8台=40人ではなくて、5人/台×8台=40人なのだ。
by s-kei | 2014-11-29 10:51